桜の一年/蕾から開花まで

icon2.gifさくら大好き!屋形船で隅田川のお花見

桜の一年

開花までの仕組み

春:

桜の春満開のときを終え
染井吉野の花も終りに近付く頃。葉が芽を出し始めます。五月の連休の頃は若葉で眩しい程です。そんなころ、花はどうなっているんでしょう。
青々と茂る葉の中に隠れるようにサクランボに似た小さな実を付けます。


夏:

桜の夏日照りの夏は木陰となって
その、可愛い実はすぐ赤くなり落ちてしまいます。するともう次の蕾(花芽)をつけるのです。しかしその蕾はこの状態のまま眠ったように成長しません。これを「休眠」と言います。


秋:

さくらの秋木枯らしころ
秋も深まり、桜の葉は赤くきれいに色づき、やがて落葉します。東京では冬が近づきぐっと気温が下がる頃(12月はじめころ)花芽達は春の準備にと目覚めます。これを「休眠打破」といいます。


冬:

桜の冬春が待ち遠しい
冬の間目立った成長はありませんが、根の部分は活発に生長して、春に備える準備を始めています。ある程度冬らしい低温が生長には必要で、例えば暖冬ですと、春との気温差が少ない為上手く成長できず、開花が遅れてしまう場合もあるようです。


そして春:

桜咲いたらやっと出会える春
春一番を迎え気温が上昇してくれば花芽の成長は日を追うごとに速くなり生長し、開花します。
3月に入ると気象庁も開花予報を出すので愉しみですね。


お花見とき:

g552200pm8_a.jpg隅田川お花見風景
このように桜は速い時期に花芽を形成するので葉と気温の動きに大きく作用します。花後の、 剪定、病害虫対策など なかなか神経を遣う木です。
参考文献「気象」1996,6